【2027卒薬学生】就活スケジュールと就職先に求める条件とは?アンケートから読み解く最新動向

2027年卒予定の薬学生にとって、「いつから就活を始めるべきか?」「どんな職場を選ぶべきか?」は、多くの方が気になるテーマです。今回は、ROPが運営するInstagramhttps://www.instagram.com/rop.yakugakusei_shukatsu/?__pwa=1にて、薬学生向けに実施したアンケート結果(回答者数163名)をもとに、就活スケジュールの実態と、薬学生が就職先に求める条件について解説します。


就活スタートのタイミングは?約8割が5年生6月までにスタート

Instagramアンケートで「就活を開始した時期はいつですか?」と質問したところ、以下のような結果となりました。

就活開始時期割合
4年生のうちにスタート17%
5年生の4~6月60%
5年生の7~9月17%
5年生の10月以降6%

この結果から、77%の薬学生が5年生の6月までに就活を開始していることがわかります。

実際に、2025年11月に開催された某ナビサイトの薬学生向け合同企業説明会(大阪会場)では、企業数30社に対し、参加学生はわずか40名程度という実情も見られました。

つまり、企業側が薬学生の個人情報を獲得するためには、5年生の6月までのアプローチがマストになってきているのです。


薬学生が就職先に求める条件ランキング

さらに、就職先に対して薬学生が「何を重視しているのか?」についても聞きました。

求める条件割合
勤務地24%
教育制度22%
年収18%
やりがい16%
社風13%
安定性7%

最も重視されているのは勤務地(配属先)であり、これは他業界と同様に「どこで働くか」が非常に重要視されていることを示しています。薬局・ドラッグストア・病院など多様な進路がある中で、希望勤務地に配属される可能性があるかどうかが、就活先選びの決定要因になっているといえるでしょう。


採用活動の早期化と企業の課題

2025年11月時点で、薬学生就活はインターン期から選考期へと本格的に移行しています。

  • 企業説明会の集客が困難になってきている
  • 就活生の情報収集・比較のスピードが早まっている+長期化が顕著になっている
  • Instagram・LINE・SNSを通じた個別アプローチ~マスへのアプローチの両方が鍵になっている

といった現状から、企業としては「就活解禁(6年生4月)を待って動き出す」では遅いという認識が求められます。


就活成功の鍵は、早期スタート×自分軸の明確化

薬学生の就活においては、「とりあえず病院へ」「地元で働きたい」などの漠然とした動機ではなく、

  • 自分が成長できるフィールドはどこか?
  • 生活やライフイベントと両立できる職場か?
  • 教育やスキルアップ支援制度はあるか?

など、キャリアの解像度を上げた就活戦略が重要です。

特に、年収や教育制度はもちろんのこと、勤務地の融通・配属希望の考慮など、企業の柔軟な制度や説明の仕方も、薬学生からの評価を左右します。


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