中途薬剤師の採用がうまくいかないのはなぜ?成功のカギとは

「なかなか中途薬剤師の採用が決まらない…」
そんなお悩みを抱えている薬局様も多いのではないでしょうか?
では、なぜ中途薬剤師の採用が難しくなっているのでしょうか? そして、どうすれば採用成功につなげられるのでしょうか?
実際、私が支援に入った数百店舗の薬局様で3カ月間採用ゼロだった状況から、1カ月で9名採用に成功したケースがありますので、その問題点と改善策を中心に解説をしていきます。
薬局の中途薬剤師採用がうまくいかない理由
薬局の採用がうまく進まない理由はいくつかありますが、その中でも「採用担当者の業務負担の大きさ」 は特に大きな課題となっていると感じています。
例えば、私が担当させて頂いている100店舗展開している薬局では以下のような状況です。
- 中途薬剤師30名、新卒薬剤師30名、医療事務などの採用目標を1人で担当している
- 繁忙期には 現場の応援にも入らないといけない
このような状況では、紹介会社や求職者への対応が後回しになり、せっかくの採用チャンスを逃してしまうことになります。
さらに、最近では 採用担当者が「経営企画」「経営戦略」のミーティングにも参加する時代 になってきています。
採用担当者は単なる人員確保をすることが目的ではなく、 薬局の成長戦略の一環という位置づけが強まっているのです。
人がいないと新規出店ができない、診療報酬(地域支援体制加算)にも影響が出る。
こうした状況が続けば、 年間1,000万円以上の損失 につながる可能性もあります。
採用成功のポイント:薬局の認知を広げ、接触回数を増やす
では、どのようにして薬剤師の採用を成功させるのか?
最近では、単に求人を出すだけでなく、 薬局の「認知度を上げる」「求職者との接触回数を増やす」こと が重要になっています。
具体的な施策例
✅ 紹介会社へのレスポンスを早め、付き合う紹介会社を一時的に増やし、その後選別していく方法
✅ 求職者とコミュニケーションを増やし、求職者とスピーディーに接触し選考の歩留まりを改善する
✅ 求人媒体(Indeedなど)の活用を最適化する
✅ SNSや採用サイトを通じて、薬局の魅力を発信する
採用は「待ちの姿勢」ではなく、「積極的に動く」ことで結果が変わってきます。
薬局の採用は仕組み化で改善できる
多くの薬局へ採用に関するお手伝いをする中で、採用担当者の適正人数は中途薬剤師採用のみであれば、30〜40店舗につき1名の採用専任担当者を配置が理想だと思います。そこから新卒薬剤師も採用をとなれば、かなり新卒採用は複雑化しておりますので、+1人は増員が必要になります。
採用担当者への配置を多くできないという薬局も多くあると思いますが、採用の仕組みを整えることで、 求職者との接触回数を増やし、スムーズな採用につなげる ことができます。
現在弊社では、数社の薬局の採用支援を行っておりますので、貴社の店舗数や状況に応じた最適な方法をご提案可能です。
「採用がうまくいかない」「もっと効率的に薬剤師を採用したい」 そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください!
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