薬学生が「この薬局で働きたい！」と思うインターンシップとは？
「薬学生 インターンシップ」で検索する学生が最も重視しているのは、“リアルな職場体験”です。薬局・病院の採用活動において、インターンシップは志望度を高める重要なタッチポイントです。とくに最近の薬学生は、説明会よりも実践的な体験に価値を見出しています。
薬局インターンシップの実態：88％が情報提供型に偏重
薬局のインターンシップや病院のインターンシップで見られる多くのプログラムは、以下のような構成になっています。
- 現場視察・業務体験型：53％（薬局見学・病院見学）
- セミナー・説明会型：35％（会社説明会）
- 就職対策・キャリア支援型：8％（自己分析や対面の体験型IS）
- 動画配信型：4％
88％が見学・説明型に偏っており、学生が本当に求めている“職場体験型インターンシップ”はごく一部の状況です。＝興味のある薬局や病院の選考を有利にするためだけに薬学生はインターンシップへ参加しているというのが現状ということになります！
対面型インターンシップが主流、WEB型とのバランスが課題
- 対面開催：60％
- WEB開催：36％
- 動画視聴型：4％
インターン開催期間：9割が半日～1日型に集中
- 1日開催：70％
- 半日〜数時間：27％
- 2〜3日間：3％
- 1週間以上：0％
薬学生も短期インターンシップのニーズが多い一方で、短期間で印象に残す企画力が重要です。
薬局が選ばれるために：この薬局でしかできない体験を
他の薬局と差別化を図るには、ただの見学ではなく「働くイメージ」を持たせる体験が必要です。
- ✅ 漢方体験やOTCの味見体験・MBTIなどの自己分析
- ✅ 地域包括ケア現場への同行
- ✅ 商品企画や患者様来局などに関するプロジェクト
- ✅ 現地への視察型の1泊2日研修（旅費などは薬局が負担）
インターンシップは志望度を上げる最強の採用ツール
薬局採用の現場では、「この薬局に行きたい」と思っていた学生の選考通過率が高いことがよくあります。つまり、インターンで志望度を高めてつながりを強くすることが採用成功への近道です。
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